人が減っても、
建設現場が止まらない世界をつくる。
建設の仕事は増えています。一方で、現場で働く人は減り続けています。
GRIFFYは、現場で取るデータと、そのデータを読み解くAIで、この差を埋めます。一つの現場の困りごとから生まれた製品を全国の現場に届け、使われ方に合わせてアプリとして育てる。この繰り返しで、建設産業を支える仕組みをつくっていきます。
01MARKET
工事の量は3年で1割以上増えました。一方で、建設業で働く人はピークから3割減り、この先も減り続けると推計されています。
81.5兆円
建設投資の見通し(2026年度・名目)
2023年度の71.9兆円から3年で約13%増※1
478万人
建設業の就業者(2025年)
1997年のピーク685万人から約30%減。55歳以上が36.6%※2
約390万人
鉱業・建設業の就業者の推計(2040年)
2022年の477万人から約2割減※3
113件
建設業の人手不足倒産(2025年)
初めて100件を超えた※4
工事の量が増えても、働く人を増やして対応することはできません。国も、2040年度までに建設現場の省人化を少なくとも3割進める目標を掲げ、2026年には監督・検査にAIを使う方針を示しました。
現場の作業を減らし、離れた場所から確かめ、判断を機械に任せる技術は、景気の波に関係なく必要とされ続けます。GRIFFYが取り組んでいるのは、この領域です。
現場の省人化を後押しする国の動き
| 2024年4月 | 時間外労働の上限規制が建設業に適用(年720時間)※5 |
|---|---|
| 2024年4月 | 国土交通省「i-Construction 2.0」。2040年度までに省人化3割・生産性1.5倍※6 |
| 2025年6月 | 職場の熱中症対策が事業者の義務に(WBGT 28度以上など)※7 |
| 2026年7月 | 人工知能基本計画(第Ⅱ期)。インフラの建設・管理でAIの社会実装を進める※8 |
| 2026年8月 | 国土交通省「インフラ分野のAI実装に向けた取組方針」。監督・検査をAIで効率化し、施工データを構造化データとして整える※9 |
02GROWTH MODEL
GRIFFYの製品の多くは、一つの現場の困りごとから生まれています。建設会社と一緒に現場で試し、解決できたものをレンタルの販路で全国へ広げ、使われ方の広いものはアプリにして使い続けていただく。これがGRIFFYの成長の型です。
STEP 1
現場の要望に応える
レンタルの提案で受けた現場の要望に、カスタマイズで応え、事例にします。
STEP 2
建設会社と共同で開発する
ゼネコン・専門工事会社と現場で実証し、製品の種を育てます。
STEP 3
全国の現場へ届ける
解決できた製品を「現場ロイド」としてレンタルの販路で全国に広げます。
STEP 4
アプリで使い続けていただく
使われ方の広いものはアプリにし、月額などの継続課金へ移します。
使われ方から次の要望を受け、STEP 1 に戻ります。
共同開発全国へ
体調管理ソリューション
「GenVital LTE」
大林組の体調管理判定アルゴリズム(特許技術)を受け継いで共同開発。2025年5月に次世代機として製品化し、提供開始から半年で100社・2,300台を超えて導入されました。
令和7年度 インフラDX大賞 スタートアップ奨励賞
共同開発アプリ
配筋検査ARシステム
「BAIAS®」
村本建設と共同開発した、配筋検査を1人で行えるiPad Pro用アプリ。累計の導入現場は400を超えました。
NETIS 活用促進技術(CB-230022-VE)・2026年度グッドデザイン賞
現場の要望新製品
特定音声検知
エッジAIシステム
戸田建設と共同開発した特定車両検知システムの知見から生まれた新製品。戸田建設の現場での実証で検知率98%を達成し、2026年9月に提供を始めました。
現場実証で検知率98%
共同開発建築へ
スリーブ検査アプリ
「SLEEVY」
東洋熱工業と開発した、建築設備のスリーブ検査をiPad Pro 1台で行うアプリ。土木で育てたAR検査の技術を建築の現場へ広げます。
特許出願中(特願2026-004614)
出典: 各製品の当社のお知らせ(GenVital LTE 2026年4月・BAIAS 2026年10月・特定音声検知エッジAIシステム 2026年8月・SLEEVY 2026年2月)。カードから各製品の共創ストーリーを開けます。数字は発表時点のものです。
03STRENGTHS
成長の型を回し続けられるのは、次の3つを自社で持っているからです。どれも、長い時間をかけて積み上げてきたものです。
1
20,000件超
「現場ロイド」の累計導入実績(2025年12月末)
2009年3月のサービス開始以来、延べ3,000社の建設会社に採用いただきました(2025年6月末)。建機レンタル会社を通じて全国の現場に届け、札幌から福岡まで7か所の拠点で支えています。
2
14製品
国土交通省 NETIS 登録技術(2025年6月末)
NETISに登録された技術は、公共工事で活用するとインセンティブが付与されます。配筋検査ARシステム「BAIAS」は「活用促進技術」に選ばれ、2026年7月にはAI監視カメラ「PROLICA LIGHT」も登録されました。
3
許可第248号
気象庁の予報業務許可(2026年4月取得)
AR検査のアプリを開発・提供し、2026年7月にはライフビジネスウェザーの気象事業を譲り受けました。現場のセンサーが取るデータと、自ら出す気象予報を一社で持っています。
出典: 当社のお知らせ(各製品・受賞・許可の発表)、当社会社情報。数字は各時点のものです。
04NEXT
土木の現場で育ててきた製品とデータを、建築の現場へ、ほかのシステムへ、AIへと広げていきます。
建設投資81.5兆円のうち、住宅や非住宅などの建築は約53兆円で、土木の約1.9倍あります※。建築設備のスリーブ検査アプリ「SLEEVY」を入口に、AR検査や熱中症対策の製品を建築の現場へ広げます。
クラウド計測サービスは、建設OS「e-Stand」やBIM/CIMクラウド「KOLC+」と連携を始めました。国も施工データを構造化データとして整える方針です。GRIFFYのセンサーが取るデータを、現場の外でも使える形で届けます。
カメラの映像や音をその場でAIが読み取り、危険を知らせる製品を増やしています。ソラコムと連携した生成AI現場監視システム、エッジAIカメラ「PROLICA」、特定音声検知エッジAIシステムです。
※ 国土交通省「令和8年度(2026年度)建設投資見通し」から当社が計算。建築=民間住宅・民間非住宅建築・政府建築ほか、土木=政府土木・民間土木。